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皮膚がカサカサしませんか?

秋が深まるにつれて皮膚が乾燥しやすくなってきました。

皮膚がカサカサする、お風呂上がりに赤くなっている、寝ている間にかゆがるなどの症状はありませんか?

子どもの皮膚は皮脂が少なく乾燥しやすいです。
カサカサした肌の奥のほうではすでに炎症が起こっていて、湿疹になり始めています。

毎日保湿すること、皮膚の炎症に合わせて適切に抗炎症治療をすることが大切です。
皮膚の症状でお困りの方はご相談ください。

 

インフルエンザについて

徐々に寒さが増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回はインフルエンザのお話です。

昨年はインフルエンザが全く流行しませんでしたが、寒さが増してくるとインフルエンザウイルスの活動が活発になってくる可能性があるので要注意です。

発熱や咳、鼻水、のど痛などの症状以外に、吐き気や腹痛などの胃腸症状を伴う場合もあります。
なお、インフルエンザ検査を受けるタイミングですが、発熱してから(おおむね38度以上)12時間以上経過してからが望ましいと考えられています
あまり時間的に早いと検査で出ない場合もあります。

くわしくはお近くの医療機関、またはかかりつけ医にご相談ください。

誤飲・誤嚥のお話

生後10か月ぐらいからいろんなモノに興味を持ち、口に入れるようになってきます。

この時期一番注意が必要な大きさというのが、“乳幼児の気管の大きさと同じくらい”といわれているピーナッツほどの大きさのものです。

ちょうど手でつまみやすい大きさで、もし気管に入ってしまうと詰まってしまい、窒息の危険性があります。

手の届く範囲にピーナッツぐらいの大きさのものは置かないようにしましょう。

年齢が大きくなってくると、プチトマトぐらいの大きさが危険になってくるので、なるべく細かくして食べるようにしましょう。

万が一、口に入れてしまった場合は慌てて取り出さず、飲み込んでしまった場合はその後の呼吸の状態に気を付けてください。

急に咳き込んで止まらない、呼吸が苦しそう、顔色が悪いなどがあれば、すぐに救急に相談してください。

赤ちゃんの哺乳と嘔吐のお話

「最近母乳を吐くことが多くなってきたけど大丈夫?」と相談されることがあります。

赤ちゃんは大人と違い、食道と胃のつながりが弱く飲んだ母乳やミルクを後から吐いてしまうことが多いです。

もし、吐いてしまったとしても、次にまた機嫌よく母乳やミルクを飲んでくれていればまず大丈夫です。
そして体重をチェックしてください。

1週間2週間と体重が増えてこないもしくは減っているとか、日に日に母乳やミルクの飲み具合が悪くなってきて元気がなくなってきている、などがあれば何か病気が隠れている可能性があるので、かかりつけ医に相談してください。

RSウイルスについて

今月はRSウイルスについてのお話です。

毎年だいたい11月から1月ぐらいにかけて流行するウイルスですが、今年は5月中頃より
季節外れの流行の兆しをみせています。

RSウイルスとは咳や鼻水、発熱などの症状をきたす風邪のウイルスのひとつです。
ただ風邪のウイルスと言えども、乳幼児が感染すると咳き込みがひどくなったり、
ゼロゼロが強くなって、気管支炎や場合によっては肺炎になってしまうこともあり、
注意が必要なウイルスです。

残念ながらRSウイルスに効くお薬(抗ウイルス剤)はないのですが、症状を
和らげるお薬を飲みながら、経過をみていくことになります。

基本的には自然治癒するウイルスなのですが、咳や鼻水の症状が強くなると、
呼吸がしんどくなったり、眠れなくなったり、水分が取れなくなってくることもあります。
そのような場合は早めにかかりつけ医にご相談ください。