Monthly Archives: 6月 2014

「今回は胃腸かぜのお話です。」

 ここ最近、嘔吐・腹痛・下痢・発熱などの症状を訴える子どもさんが増えてきました。

胃腸かぜとは一般的にウイルス性胃腸炎と言われるものなのですが、原因の多くはノロウイルスやロタウイルスによるものと考えられています。

感染経路は吐物や下痢などから感染し、特に衣服やカーペットなどに吐いた場合、きれいに拭き取ったと思ってもウイルスが残っており、乾燥した後に空気中に舞ったウイルスを吸い込んでしまうと感染してしまいます。なので、吐物が付いてしまったものはすぐにビニール袋に入れて密閉してしまうことが大切です。

基本的に、胃腸かぜの場合は1~2日で嘔吐などの症状が治まってくることが多いですが、嘔吐がひどくなって意識がぼんやりとしてくる、腹痛が強くなってきたり、痛みの場所が変化してくる、血便が出てきたなどの症状があれば胃腸かぜ以外の病気の可能性もありますので、かかりつけ医にご相談ください。

 

(伊賀タウン情報 YOUより)