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今回は手足口病のお話です

手足や口の中に水疱や赤いブツブツが出る夏風邪(ウイルス)のひとつで、咳やくしゃみ、接触などによって感染します。症状の程度もさまざまで、高熱でブツブツが多いこどもさんから、あまり発熱もブツブツもなく治ってしまうこどもさんもいます。

ただほとんどの場合、熱は2~3日以内に自然に下がってきますので、水分をこまめに摂るようにして様子をみてあげてください。

また手足口病を治す薬はなく自然に治っていくのでまず心配はありませんが、まれに重症化することもあり、吐いてぐったりしている、目線が合わなくてぼんやりしているなどの症状があれば、当院までご相談ください。

今月はヒトメタニューモウイルスについてのお話です。

毎年だいたい春先にかけて流行するウイルスで、冬場に流行りやすいRSウイルス(夏場でも出るときもある)と症状が似ています。

ヒトメタニューモウイルスとは咳や鼻水、発熱などの症状をきたす風邪のウイルスのひとつです。

残念ながらヒトメタニューモウイルスに効くお薬(抗ウイルス剤)はないのですが、症状を和らげるお薬を飲みながら、経過をみていくことになります。

基本的には自然治癒するウイルスなのですが、咳や鼻水の症状が強くなると、呼吸がしんどくなったり、眠れなくなったり、水分が取れなくなってくることもあり、そのような場合は早めに当院までご相談ください。

 

今回はB型肝炎ワクチンについてのお話です

1歳未満の乳児が公費接種の対象です。

1歳以上のこどもさんは、公費接種の対象外(自費)になりますが、接種しておくことが望ましいワクチンのひとつです。

 B型肝炎ワクチンはすでに世界177か国で定期接種化されているワクチンで、WHO(世界保健機関)は世界中のこどもたちに生まれたらすぐに国の定期接種として接種することを推奨しています。日本でも毎年約2万人がB型肝炎ウイルスに感染しており、感染経路としては輸血や性行為による感染、分娩時の母子感染などがあり、こどもの場合は原因不明の場合も多いと言われています。

 詳しくは当院までご相談ください。

予防接種の受け忘れはありませんか?

今年の4月から新小学1年生、新中学1年生のみなさんへ。

3月末までの期限がある定期の予防接種があります。

今年、新小1のみなさんは、麻しん風疹(MR)のワクチン、

今年、新中1のみなさんは、2種混合(DT)のワクチンです。

いずれも期限を過ぎると公費で接種できなくなる(=自費)ので、ご注意ください。詳しくは当院までご相談ください。

 

インフルエンザが流行しています

雪もちらつき寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

インフルエンザが急激に増えてきました。

発熱や関節痛、のど痛の症状や咳、鼻水などの症状以外に、吐き気や腹痛などの胃腸症状を伴う場合もあります。

なおインフルエンザ検査を受けるタイミングですが、発熱してから(おおむね38度以上)12時間以上経過してからが望ましいと考えられています。あまり時間的に早いと検査で出ない場合もありますので注意が必要です。

また、治療薬も様々ありますので、くわしくは当院までご相談ください。