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今回は熱中症のお話です

熱中症とは気温や湿度が高い環境で、体温の調節がうまくいかず

めまいや立ちくらみ、手足のしびれ、頭痛や吐き気、意識がぼんやりとする

などの症状がでる病気です。

軽症、中等症、重症とあり、重症になってくると意識障害やけいれん、高体温

(体を触ると熱い)などの症状がでてきます。

屋外にかぎらず、室内でも熱中症になることもありますので、

特に小さなこどもさんのいる家庭では、室内をすごしやすい温度に

してあげることが大切です。

室内でも水分補給をこまめに行い、塩分も一緒に摂るようにしましょう。

経口補水液などがおすすめです。

意識がぼんやりしている、目線がうつろで反応が鈍い、嘔吐や吐き気が治まらない

などの症状があれば早めに当院までご相談ください。

今回は夏風邪のヘルパンギーナのお話です

みなさん、こんにちは。

日に日に暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 今はヘルパンギーナという夏風邪が流行っていますね。のどが赤くなって、そのまわりに水泡ができるのが特徴です。熱が出たり、のどが痛くなったり、咳鼻水などの症状を伴うこともあります。

原因はコクサッキーウイルスやエコーウイルスといわれるウイルス感染によるもので、直接効くお薬はありませんが、基本的には自然に治癒します。

小さなこどもさんの場合、のどが痛くて食べ物が飲み込みにくいこともあったりしますので、のど越しのよいもので栄養を補給しながら水分をしっかり摂るようにしましょう。

今回は溶連菌(ようれんきん)感染症のお話です。

最近、溶連菌感染症のこどもさんが少し増えてきています。

主な症状は、発熱とノドの痛みです。

さらに体や手足に赤いブツブツが出たり、舌がイチゴのようブツブツができて赤くなったりすることもあります。

溶連菌にかかった場合は、抗生剤を長めに服用する必要があったり、尿検査が必要だったりするので、注意が必要です。

基本的に抗生剤をしっかりと飲んでいればそれほど心配はありません。

くわしくは当院までご相談ください。

 

今回はB型肝炎ワクチンについてのお話です

1歳未満の乳児が公費接種の対象です。

1歳以上のこどもさんは、公費接種の対象外(自費)になりますが、接種しておくことが望ましいワクチンのひとつです。

 B型肝炎ワクチンはすでに世界177か国で定期接種化されているワクチンで、WHO(世界保健機関)は世界中のこどもたちに生まれたらすぐに国の定期接種として接種することを推奨しています。日本でも毎年約2万人がB型肝炎ウイルスに感染しており、感染経路としては輸血や性行為による感染、分娩時の母子感染などがあり、こどもの場合は原因不明の場合も多いと言われています。

詳しくは当院までご相談ください。

「今回は外気浴と日光浴のお話です」

暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

このような気候のよい日には短時間でもかまいませんので、外の空気と間接的(直射日光ではない)に太陽の光に触れさせる「外気浴」を積極的に赤ちゃんにさせてあげましょう。目安は生後1か月ごろからです。

外の世界に出るといろいろなものを目で見て、耳で聞き、鼻で匂い、空気を感じるというさまざまな刺激が赤ちゃんの体の成長と頭の発達に非常に大切になってきます。

また5~10分程度の「日光浴」も赤ちゃんの骨の成長に欠かせないと考えられています。

お母さんの気分転換もかねて、赤ちゃんと出かけてみませんか。