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「今回は夏風邪のヘルパンギーナのお話です」

 みなさん、こんにちは。

日に日に暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 今はヘルパンギーナという夏風邪が流行っていますね。名張市だけでなく全国的に猛威をふるっているようです。

のどが赤くなって、そのまわりに水泡ができるの特徴です。熱出たり、のどが痛くなったり、咳鼻水などの症状も伴うこともあります。原因はコクサッキーウイルスやエコーウイルスといわれるウイルス感染によるもので、直接利くお薬はありませんが、基本的には自然に治癒します。

小さな子どもさんの場合、のどが痛くて食べ物が飲み込みにくいこともあったりしますので、のど越しのよいもので栄養を補給しながら水分をしっかり摂るようにしましょう。

 

(伊賀タウン情報 YOUより)

「今回は胃腸かぜのお話です。」

 ここ最近、嘔吐・腹痛・下痢・発熱などの症状を訴える子どもさんが増えてきました。

胃腸かぜとは一般的にウイルス性胃腸炎と言われるものなのですが、原因の多くはノロウイルスやロタウイルスによるものと考えられています。

感染経路は吐物や下痢などから感染し、特に衣服やカーペットなどに吐いた場合、きれいに拭き取ったと思ってもウイルスが残っており、乾燥した後に空気中に舞ったウイルスを吸い込んでしまうと感染してしまいます。なので、吐物が付いてしまったものはすぐにビニール袋に入れて密閉してしまうことが大切です。

基本的に、胃腸かぜの場合は1~2日で嘔吐などの症状が治まってくることが多いですが、嘔吐がひどくなって意識がぼんやりとしてくる、腹痛が強くなってきたり、痛みの場所が変化してくる、血便が出てきたなどの症状があれば胃腸かぜ以外の病気の可能性もありますので、かかりつけ医にご相談ください。

 

(伊賀タウン情報 YOUより)

「今回は薬の飲ませ方です」

 子どもさんに薬を飲ませるのは、お母さんによっては悩みのタネになることもあると思います。

市販のお薬ゼリーなどを使ってもらっても構いませんし、シロップに混ぜてもっらっても構いません。

ただし、ヨーグルトなどの酸味があるものや柑橘類のジュースなどに混ぜると薬によっては苦味が増したり、場合によっては薬の作用に影響することもあるので気をつけましょう。

私の個人の意見ですが、比較的よく飲んでくれるのが、チョコやイチゴなどのべったり甘いアイスにスプーンで一口ずつ小分けに飲ませる方法です。毎回アイスをあげてもいいものか、という意見もあると思いますが、最後の手段として試してみてもいいかもしれませんね。

 

(伊賀タウン情報 YOUより)

病児保育施設がスタートします

 4/22(火)より、当クリニックにて名張市初の病児保育施設がスタートします。

 病児保育施設というのは、安心して子育てをしていくためには不可欠なものと考えており、クリニック開院前より病児保育施設の併設を考えていました。

このたびは多くの方のお力添えにより、早期に実現できたことをうれしく思っております。

 「安心して子育てができる」という環境を整えることができるかどうかということが、これからの日本のみらいを左右するといっても過言ではないと考えています。

 他の地域でも病児保育施設はまだまだ少ないのが現実ですが、将来の日本を支えるみらいのこどもたちに対する小さな足がかりになってほしいと思っています。

「予防接種はお子様の大事な保険です」

 寒さも少し和らいできましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 今回は予防接種のお話です。

生後しばらくは、お母さんの母乳含まれる免疫成分によって赤ちゃんはかぜなどの病気から守られています。しかし、生後1か月ごろから母乳に含まれる免疫成分も少なくなり赤ちゃんの免疫力は低くなってしまいます。そのため、生後2か月から予防接種を受けて免疫をつけていくというわけです。

 

予防接種という保険を自分のこどもにかけるのなら、なるべく早いほうがいいですよね。病気にかかる前に接種しておく必要がありますから。

また早い時期に接種すれば、副反応も少ない場合が多いということが分かってきています。

「予防接種は生後2か月から」です。

ご不明な点はかかりつけ医にご相談ください。

 

(伊賀タウン情報 YOUより)