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日に日に寒さが増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか。 今月はRSウイルスについてのお話です。

毎年だいたい11月から1月ぐらいにかけて流行するウイルスで、咳や鼻水、発熱などの症状をきたす風邪のウイルスのひとつです。

ただ風邪のウイルスと言えども、1~2歳ぐらいまでの乳幼児に感染すると咳き込みがひどくなったり、ゼロゼロが強くなったりして、場合によっては気管支炎や肺炎になってしまうこともあり、注意が必要なウイルスです。

残念ながらRSウイルスに効くお薬(抗ウイルス剤)はないのですが、症状を和らげるお薬を飲みながら、経過をみていくことになります。

基本的には自然治癒するウイルスなのですが、咳や鼻水の症状が強くなると、呼吸がしんどくなったり、眠れなくなったり、水分が取れなくなってくることもあり、そのような場合は早めに当院までご相談ください。