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今月はRSウイルスについてのお話です

 毎年だいたい11月から1月ぐらいにかけて流行するウイルスで、咳や鼻水、発熱などの症状をきたす風邪のウイルスのひとつです。

 ただ風邪のウイルスと言えども、1~2歳ぐらいまでの乳幼児に感染すると咳き込みがひどくなったり、ゼロゼロが強くなったりして、場合によっては気管支炎や肺炎になってしまうこともあり、注意が必要なウイルスです。

 残念ながらRSウイルスに効くお薬(抗ウイルス剤)はないのですが、症状を和らげるお薬を飲みながら、経過をみていくことになります。

 基本的には自然治癒するウイルスなのですが、咳や鼻水の症状が強くなると、呼吸がしんどくなったり、眠れなくなったり、水分が摂れなくなってくることもあり、そのような場合は早めにかかりつけ医にご相談ください。

 

(伊賀タウン情報YOU記載)

今回は溶連菌感染症のお話です

 最近、溶連菌感染症のこどもさんが少し増えてきています。

主な症状は、発熱とノドの痛みです。さらに体や手足に赤いブツブツが出たり、舌がイチゴのようなブツブツができて赤くなったりすることもあります。

 溶連菌にかかった場合は、抗生剤をすこし長めに服用する必要があったり、尿検査が必要になったりすることもあるので、注意が必要です。

 また、溶連菌の検査は綿棒のようなものでノドをこすって、外来で調べることができます。

詳しくは、かかりつけ医にご相談ください。

 

(伊賀タウン情報YOU 10/11記載より)

来月10月より、水痘(みずぼうそう)ワクチンが定期接種化され、公費で接種できるようになります

 こんにちは。少し涼しくなってきましたが、体調のほうはいかがでしょうか。今回は、来月10月より定期接種化される水痘ワクチンのお話です。

 接種対象年齢は、生後12~36ヵ月に至るまでの間にある者(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日まで)、接種回数は3ヵ月以上の間隔をおいて2回接種します。

 なお、今年度に限り(H26.10/1~H27.3/31まで)、生後36~60ヵ月に至るまでの間(3歳の誕生日から5歳の誕生日の前日まで)にある者も定期接種の対象者とし、1回接種することができます。

 詳しくは、かかりつけ医にご相談ください。

 

(伊賀タウン情報YOU9/13発行より)

「今回は熱中症のお話です」

 熱中症とは気温や湿度が高い環境で、体温の調節がうまくいかず頭痛や吐き気、意識がぼんやりとするなどの症状がでる病気です。

屋外にかぎらず、室内でも熱中症になることもありますので、特に小さな子どもさんのいる家庭では、室内を過ごしやすい温度にしてあげることが大切です。室内でも水分補給をこまめに行い、塩分も一緒に摂るようにすればより効果的です。

意識がぼんやりしている、目線がうつろで反応が鈍い、嘔吐や吐き気がある、など症状があれば早めに医療機関へご相談ください。

 

(伊賀タウン情報 YOUより)

院内に体重計を設置しました

 院内入り口付近に体重計を設置しました。

体重によって薬の量が異なりますので、診察に来られた方は月に1度の体重測定をお願いいたします。