お知らせ

今回は外気浴のお話です。

新型コロナウイルスの収束を願うばかりではありますが、いかがお過ごしでしょうか。

このようなご時世ではありますが、「外気浴」は自宅でもできますので、
外の空気と間接的(直射日光ではない)に太陽の光に触れさせる
「外気浴」を積極的に赤ちゃんにさせてあげましょう。

外気浴の目安は生後1か月ごろからです。
5~10分程度、間接的にでも紫外線を浴びることが
赤ちゃんの骨の成長に欠かせないと考えられています。

ご自宅のベランダなどでもできますので、ぜひ試してみてください☼

便秘は治療が必要です

おなかが痛くて小児科を受診する原因として一番多いのが便秘です。

ウンチをする時に顔を真っ赤にしていきんだり、硬い便でお尻が切れたりすることはありませんか?

強い痛みで夜間に救急受診する人も時々いて、便秘は病気として治療する必要があります。

小学生では学校でトイレに行くのを我慢して便秘が悪化することもあります。

新生児から大きいお子さんまで原因に応じた治療がありますのでご相談ください。

4月から新小学1年生、新中学1年生のみなさんへ

予防接種の受け忘れはありませんか

3月末までの期限がある定期の予防接種があります。

・今年、新小学1年生になる3月現在年長の方:麻しん風疹(MR)

・今年、新中学1年生になる3月現在小学6年生の方:二種混合(DT)

いずれも期限を過ぎると公費で接種できなくなる(=自費になる)ので、ご注意ください。

詳しくはかかりつけ医にご相談ください。

今年は例年とは様子が違います…

例年ではRSウイルスなど風邪症状をきたすウイルスの流行の後、インフルエンザの流行という流れになることが多いのですが、今年はRSウイルスも少ないうえにインフルエンザが例年の0.2%程度と記録的に少ない数字となっています。

おそらく「ウイルス干渉」と呼ばれる現象によるもので、ある一つのウイルスが流行すると他のウイルスが流行しないというものです。おそらく新型コロナウイルスの流行が大きく、インフルエンザの流行が抑えられているのではないかと思われます。

逆に考えれば、インフルエンザが流行しだすようなことがあれば、新型コロナウイルスの流行が一旦終焉に向かっていることを示唆しているのかもしれません。

おねしょの治療

5歳を越えて月1回以上のおねしょが3ヶ月以上続く場合は「夜尿症」として治療が必要な場合があります。
小学校高学年でも数%に見られ、よくある症状の一つです。
 
就寝時間や水分の取り方など生活の習慣を見直すことが第一歩で、場合により薬物療法を行います。
夜尿症は病気として治療が可能ですのでお困りの方はご相談ください。